2023年2月読書会メモ(いいだ つとむ)
読んだ
「直観からテクストに帰還する手法: 文献読解における二種の反省」
この読み方を練習する互助会、本を読むことを参加者全員で教え合う、となっています。
第2回(023.03.05(日)10:00-12:30)からでも参加できます。ブックカタリストの皆さんもぜひ。
https://youtu.be/qGyDozaUTHw
簡単なまとめ
じょうずに考える、ということの教科書
著者が抱えている危機感、大人がじょうずに考えていないから若者が負わなくてもよいもの背負っているというものを感じた。
我々は考えることを止めることはできない。
じょうずに考えるために外部脳、ガクモンを利用する。
そのためには書くこと、読むことを鍛える。
入門書は3冊読む。など真っ当な提言だった。
異なる言葉を習うことは知的な遊びだと、教えてくれる。
1日15分も勉強に当てることができないのなら、語学はやめろという主張がよかった。
観た
「イニシェリン島の精霊 The Banshees of Inisherin」
『暇と退屈の倫理学』を映画にしたというのは言い過ぎかもしれないけど、サブテキストになりうる映画だった。 生きることは退屈だとわかってしまった男と何もなく暇でも生きることができる男はお互いを理解できない。
https://youtu.be/THehyBCiFGc
「エンドロールのつづき Last Film Show」
https://youtu.be/xSCK33NcNz4
理大囲城
https://youtu.be/w1E1wjm9GPo
「新生ロシア1991 The Event」
https://youtu.be/LDJw1SK6Z_0
https://youtu.be/h1I116oS_Lk
スラダンの次はジャズです。上原ひろみの音楽と立川監督の絵コンテという天才同士のセッションを映画館で。
ベネデッタ BENEDETTA
https://youtu.be/gwBBvQpdjb8
破壊と暴力がなんたるかを知っているバーフォベン監督が病気と女性を描くとこうなる。
別れる決心 DECISION TO LEAVE
https://youtu.be/4T44RcD5_qY
パク・チャヌク監督にしかできない映画の美学に酔う。